ノーベル医学・生理学賞
今日は真面目な内容。
昨日、日本人の三年連続となるノーベル賞受賞が発表されました。
大変喜ばしいことです!
また、医学薬学分野を研究している自分としても学ぶことが多く、ただただ尊敬するばかりであります。
Yahooニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161003-00000552-san-sctch.view-000
大隅先生(東工大栄誉教授)が『オートファジー』で受賞されましたが、これまたぼくも研究していてよく出てくる言葉であります。
(ブログ主は主に脳卒中についてやってます。)
オートファジー(Autophagy)
細胞の自食作用であり、不要タンパク質の除去にも関与する。
アポトーシスなどの細胞死様式の一種とも考えられており、細胞ホメオスタシス維持に関与。
障害惹起の際には、増悪・保護どちらにも関与する可能性があり、諸刃の剣とされている。
引用 朝日新聞
ざっとこんな感じですが、
このオートファジーに関与する遺伝子を発見し、働きを解明したことが決め手とされていますね。
今でこそ多くの研究者(ぼくも含め)が大まかなメカニズムや関連遺伝子を知っていますが、1993年の大隈先生の成果から来ていると考えると、感慨深いですね。
こうして日本人研究者が偉大な賞を受賞すると自身も頑張ろうという気になりますね。
ただただ享受するだけでなく、後世に残せるもの、この世に生を受けた証を刻みたいものです。
『人のやらないことに挑戦する』
『流行りでないことをするのが私の信条』
この言葉はしっかりと脳に刻みたいと思います。
P.S.
今回は単独受賞だから、約1億1500万円が賞金としてもらえるみたいですね。\(^o^)/
そんくらい研究費あったら、ちょー嬉しい!(笑)